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  • 執筆者の写真ohata motoko

高真空ポンプをカスタマイズ!


先月、大亜真空株式会社の方の指導のもと、高真空ポンプを動かしSAFEをしてみましたが、その時に課題がありました。

ロータリーポンプの減圧具合は把握できるものの、肝心要の拡散ポンプの真空度がサッパリわからなかったのです。

せっかく、正しい動かし方を習って、液体窒素の減りを極端に少なくできたのにどの程度減圧しているのかがわからないことには上手にSAFEをすることができません。SAFEを動かすのに望ましい真空度というのがあるので、それをきちんと把握し、保った上で蒸留しなければいけないということです。

それで、電離真空計を高真空ポンプにつけてみました!大亜真空株式会社の方にまたまたラボまで来ていただき、使い方や真空度の見極め方などを改めてレクチャーしていただきました。

おおお!かっこいい!これが電離真空計です。今は、液体窒素を入れないでポンプを動かしているのでこの程度の真空度。ここから液体窒素を入れることによって一気にぐんと減圧されます。


電離真空計を取り付けるとますますゴツくなります。この真空計の横から真空ホースを伸ばして、SAFEに連結させる予定です。ますますこの装置を愛せそうです。


本格的にSAFEを使った実験まで少し期間が空きそうなので、週1回から2週に1回のペースで、この高真空ポンプだけ動かす予定です。そうすることで、いざという時にしっかり真空引いてくれますし、内部の湿り気なども防止できるようです。

大変勉強になりました!


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