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食品科学工学会 第72回大会終了しました

  • 執筆者の写真: ohata motoko
    ohata motoko
  • 9月2日
  • 読了時間: 2分

8月27日〜29日まで、日本大学生物資源科学部(湘南キャンパス)で日本食品科学工学会第72回大会が開かれました!

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28日9時からのシンポジウムのオーガナイザーを務めました。

実は食品成分や分析、匂い関連のシンポジウムの責任者をなぜか仰せつかり、昨年度末には企画を固めてシンポジストの推薦まで・・・。いままで大きな学会のシンポジウムオーガナイザーは、生化学会で1度しかなく、ビギナーでしたし、非常に緊張と不安でいっぱいでした。


ところでシンポジウムの内容ですが・・・

『生理活性を有する食品中匂い物質の分析とその興味深い機能特性研究』

このようなシンポジウムタイトルとしました。「その興味深い〜ってとこが大畑さんらしいね」とボスの長田先生(Co-オーガナイザー)に言われて、少しうれしかったです。

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なぜか?

匂い物質の有する機能性は、本当に興味深く、そのような機能性を持つ匂い物質にたどり着けるような分析技術も、興味深いからです。そういう思いでタイトルを考えたので、その部分に注目してもらえて嬉しかったのです。


シンポジウムは大盛況でした。

No.1 フレーバーオミクスのための発酵和風調味料の香気分析 飯島陽子先生(工学院大学)

No.2 紅茶に特徴的な香気成分の分析およびHotrienolの機能性探索 鈴木萌人先生(三井農林株式会社)

No.3 食品の味における匂いの重要性 坂井伸之先生(東北大学大学院)

No.4 モデル生物線虫C. elegansで紐解く香りの機能性 横山壱成先生(九州大学大学院)

No.5 オレガノの匂い成分による食塩摂取量の調節 (日本大学)


先生がたの本当に興味深いご講演のおかげで、開始直前にも関わらず会場は超満員の250人超えでした。後ろに立ち見の方々がたくさんおり、サイドもパンパンに立ち見が入り、おそらく280人はいらしただろうと思っています。それほどまでに、食品科学工学の分野では食品の匂いとその分析、そして生体に及ぼす機能性について重要なものであり、興味関心が注がれるものなのだろうと思った次第です。


いらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。


講演終了後に演者の先生方と記念撮影をしました。なぜかわたしが真ん中とは、恐縮です。

大盛況に終わり、本当にホッとしました。

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非常に勉強になりましたし、とてもよい経験をさせていただきました。

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