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  • 執筆者の写真ohata motoko

香りの科学第13回目 嗅いだ香料


年内最後の香りの科学となりました。今日嗅いだのは・・・

1,クマリン(合成香料)・・・ラクトンですね。覚えていますか?桜餅に使う塩漬けされた桜の葉っぱの匂い、パウダリーな匂い

2,マルトール(合成香料)・・・みそやしょうゆにも含まれる匂い成分ということで今日習いましたね。甘い、ハニー様、綿あめ様、可愛らしい匂い

3,ライム(天然香料)・・・ドライな感じの柑橘、コーラの様な匂い、苦味、スッキリ、ライムの匂い

4,ジャスミン(調合香料)・・・ジャスミンの匂い、豪華なフローラル、あたたかい、クリーム色っぽい、最後アニマルっぽい匂い

香りの科学では本当にたくさんの香料を嗅ぎました。覚えるというのではなく、とにかく嗅いで感じてもらいたかったのです。最初は恥ずかしながら嗅いでいた学生のみなさんも、徐々に、香調を述べはじめ、とてもユニークな表現をするまでになりました。それに、合成香料の場合、化学構造式なども併せて勉強し、体験しながら化学しましたね!

選択科目ですし、3年後期ということもあり、受講人数が少ないと思ったのですが頑張るみなさんが集まってくれて本当に濃い授業になったと思います!

ムエット(匂い紙)は持ち帰る学生さんも多くいましたが、残ったものは、私のラボの学生さん、他のラボの学生さんに呈示してしばし香りの遊びをしましたよ。香りを感じるって素敵ですね!


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