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  • 執筆者の写真ohata motoko

加熱した食品のおいしい香りと、焼けた髪の香り

ご存知のように、わたしは「加熱した食品に含まれるおいしい香り」を吸入したときの嗅覚刺激によってもたらされる生理作用を研究しています。

加熱食品のおいしい香りはどんな香りでしょう。

ステーキがいい感じに焼かれた香り。(ウルフギャングのステーキが大好きです)

季節の栗ご飯を炊いたときのおこげの香り。

コーヒーの香り。

ちょっとチーズが焦げる香り。

どれも魅力的な香りです。だから気になるし研究しています。


だけどちょっと最近気になる香りがあります。「Burnt Hair」「燃えた髪の毛の香り」です。

何言ってんだ、と思うかもしれませんが、イーロン・マスク氏がプロデュースした香水が「Burnt Hair」で、地球上で最も素晴らしい香りとご本人は言っているようです。そうなると嗅いでみたいものです。

香水のネーミングから連想されることが必ずしも中身の香調を示すものではありません。だから、髪の毛が焼けたときにムッとするようなタンパク質が焦げついたような匂いのするような香水でないことはなんとなくわかります。

パフューマーやマスク氏などが、いったいどのようなイメージでどのような香りを作っていったのか、気になります。

あぁ、気になる。

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