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執筆者の写真ohata motoko

GC-O分析


先日SAFEで蒸留濃縮したサンプルをGC-O分析(ガスクロマトグラフィー・オルファクトメトリー分析)に供しました。

ガスクロマトグラフィーで揮発性成分を分離しながら、検出と同時に、その匂いを嗅ぐ分析です。

実は、このメーカーの匂い嗅ぎポートを使ってGC-O分析するのは、初でした。これまで何百回何千回とGC-O分析してきましたので、その要領で実施したのですが・・・どうも匂い嗅ぎポートの位置が落ち着かず、安定した匂い嗅ぎ分析ができなかったのです。


一見、なにも問題ないように見えますよね?多くの方々にとっては何の問題もないのかもしれませんが・・・

よく見てください。匂い嗅ぎポートが顔面に対して垂直にセットされています。でも、人間の鼻の穴は下向きですよね。匂い嗅ぎポートから取りこぼすことなく確実に匂い嗅ぎするためには、どうしても匂い嗅ぎポートの位置がよくないと思うわけです。理想は、鼻の穴に向けた(すなわちやや斜め上向きに)ような位置がいいなあ。

案の定、かなり匂い嗅ぎの取りこぼしがあったと思いますし、首や肩がこって、匂い嗅ぎに集中できませんでした。

一緒に分析していた学生さんもやっぱり同じようなことを考えていたようで、何か解決策はないものかと思っています。

う〜ん・・・どうしようかなぁ。


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