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  • 執筆者の写真ohata motoko

特許を出願しました(詳しくはわたしは発明者です)

これまでメイラード反応で生成する代表的な香気成分の一つであるDMHFの嗅覚刺激による生理作用について、このラボ日記でもよく記事にしてきました。わたしはDMHF以外にもメイラード反応で生成する香気成分の機能性に着目して研究を進めてきていましたが、この度、2,3-ジメチルピラジンの嗅覚刺激によってヒトの心理的ストレスと脳のストレスが軽減し、それによって頭の回転度が高まり、さらには脳年齢も若返る機能性を利用した食品の用途発明の特許を出願しました。(詳しくは、出願人が株式会社フード・ペプタイドで、わたしは発明者です。)

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出願番号: 特願2021-027494

出願日 : 2021年2月24日

発明名称: 2,3-ジメチルピラジンを利用したストレス軽減剤

発明者 : 大畑素子・横山壱成・有原圭三

出願人 : 株式会社フード・ペプタイド

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写真は本出願に関連する研究の様子の一部です。(画像を粗くしています)

ところで今回の特許の出願人は株式会社フード・ペプタイドですが、これは、北里大学獣医学部動物資源科学科教授の有原圭三先生が代表取締役のバイオベンチャー企業です。令和3年1月6日に株式会社フード・ペプタイドが商標権者として「香りの機能性食品」「香りの機能性ペットフード」「香りの機能性フード」が商標登録されました。


有原圭三先生とは長らく共同研究をしており、今回の特許出願も「香りの機能性食品」の開発や誕生に大きく貢献できるものと考えています。

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