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執筆者の写真ohata motoko

小学生の夏休みの自由研究っぽいこと

朝、学部にある総合研究所で分析するためにキャンパス内を歩いて移動していました。総合研究所はわたしのラボから少し離れたところにあります。


キャンパス内は緑が多く、大木も結構あるので、この時期とにかく蝉の鳴き声がすごい!と同時に、セミの抜け殻もあちらこちらに確認できます。


総合研究所に向かいながら、今日もたくさんのセミの抜け殻を見つけました。わたしの子供がセミの抜け殻を集めているということもあって、最近すぐにセミの抜け殻に目が行ってしまいます。


そのなかのひとつに、羽化してしばらくたったセミがくっついていたのです!

面白いと思い、しばらく観察しました。ちなみにわたしは昆虫はすごく苦手です・・・。

まだきれいな緑色をしている部分があったり、セミとは思えないか弱そうな雰囲気のセミの赤ちゃん。目がくりっとしていて可愛い感じがします。


分析しなきゃと一旦その場をあとにし、一分析後もう一度その場を訪れました。

かなり茶色くなったセミがまだついています!


どこからか、緑色のギラギラした昆虫もでてきて、セミの赤ちゃんとコラボ。

聞いたところタマムシなんだそうです。すごく鮮やかでギラギラした緑色・・・そして大きい。


また分析しなければと総合研究所に戻りました。

また一分析し、戻ってみると、もうそこにはセミの抜け殻しかありませんでした。


あっという間に飛んでいってしまったと少しさびしく思ったとき、見つけたのです!

セミの抜け殻からすこしだけ離れた岩陰にまだくっついてました。日陰だし、見えにくいので安全ですね。もう大人のセミと同じくらい黒くなっています。

アブラゼミだそうです!セミにお詳しい北里大学の有原圭三先生に教えていただきました。


羽化の最中は見れなかったのですが、香りの分析をしながら、羽化したセミの観察ができました。昆虫が苦手ではなかったら、もしかしたら捕まえてもっとよく観察したかもしれません。今のわたしには目で見ての観察が精一杯・・・


<おまけ>

セミの抜け殻は、「みーんみーんのけーす(case)」と言われ、子どもたちの遊び道具にされます。




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