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  • 執筆者の写真ohata motoko

土浦日大高校に出張講義!

3月16日、茨城県にある土浦日本大学高等学校に出張講義に行ってきました!

土浦は初めてでしたが、とてもいいところでした。校舎の控室の眺望から霞ヶ浦が見えるかなぁと期待したのですが、お天気は良かったものの花粉や黄砂でかなり大気が霞んでいて、残念ながら見ることができませんでした。


さて肝心の出張講義。事前に講義のタイトルのみを土浦日大高にお伝えして、それだけの情報で高校1年生がどの講義を受講するか選ぶのだそうです。わたしは、「食べ物の香りとおいしさ」というタイトルだけお伝えしました。

そうしましたら予想を遥かに超えて約60人の生徒さんが受講を希望してくれたのです。嬉しい限り!

大きめの講義室を準備してくださっていて、そこで講義をしましたよ。様子は、土浦日大高のHPのトピックスに載っていますので、御覧ください!


講義の内容は、そもそも香りってなんだろうなという疑問点からスタートして、食べ物を調理したり加工したりすると新しくできる香りもあるんだということを学んだり、加工食品に使われている香料について勉強したり、事前に生徒さんが調べてきた自宅にある加工食品のことなどを発表したり、味と香りのおいしい関係に気づいたり、盛りだくさんでした!講義の真骨頂は、香料会社さんに作ってもらったフレーバー(食品香料)をムエットで嗅ぐこと!

約60名の生徒さんひとりひとりに、3種類のフレーバーのついたムエットを配って、すこしだけマスクをずらしてもらって嗅いでもらいました。(事前に、ムエットでの匂い嗅ぎについては高校側と相談して許可を得ています)。お友達と相談したい気持ちやざわつく気持ちを抑えて、できるだけ静かに嗅いでもらいました。


1つ目のフレーバーはプリンのフレーバーでした。生徒さんは、カラメル!と答えていて、まさに正解ですね!

2つ目のフレーバーはコーラのフレーバーでした。これも大正解!

3つ目のフレーバーはラーメンのフレーバーです。生徒さんは、インスタント焼きそば!と答えていて、これも正解ですね!


みなさん本当によくできました!

最後に大学での研究にもほんの少し触れて、これまであまり気にしてこなかったであろう香りの魅力をたっぷりお伝えしてきましたよ。キラキラした目で講義を聞いたり、フレーバーを嗅いだりしている生徒さんたちが印象的でした。

今後の進路決定の大切な情報になればいいなと願っています。


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