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「香りの科学」ゲストスピーカーの先生によるご講演

今日の「香りの科学」は、待ちに待ったゲストスピーカーの先生によるご講演でした!

本年度は、ライオン株式会社の香料科学研究所で入社以来12年間フレーバーリストとしてご研究ご活躍なさっている萩森夏芽先生にご講演をお願いいたしました。

(実は萩森先生は、お茶の水女子大大学院時代の後輩です。個人的に久しぶりにお目にかかったので本当にうれしかったです。)


「天然ミントを活用したオーラルケア製品の香味開発」というタイトルでのご講演でした。

わたしたちの生活には欠かせない歯磨きペーストをはじめとするオーラルケア製品のフレーバーのお話でしたので、本当に興味深く、多くのことを学ばせていただきました。

創りたい香りを創りたいようにできる世界ではなく、薬事法などの法律や特許、フレーバー以外の成分とのインタラクションなども常に十分考慮しながら、最高のフレーバーを創り上げていかなければいけないということには、驚きましたし、いろいろなご苦労が感じられすごく感動しました。


香りを創っていくことは、華やかなイメージがありますが、実は多くのルールや葛藤の中で行われる実に地味な作業なのですね・・・。最高の香りができてそれが製品に使われても、創った方の(例えば、萩森先生も、わたしたちがよくお世話になっているオーラルケア製品のフレーバーをお創りになっていますが)名前がどこかに発表されるわけでもありません。しかし、そのフレーバーは、オーラルケア製品の大きな価値となってわたしたちの生活に潤いを与えたりするわけです。


本当にいろいろ考えさせられました。たくさん学べました。


萩森先生は歯磨きペーストをいくつか持ってきてくださって、オルトナーザル(鼻先から香りを嗅ぐ)で香りを嗅いだり、実際に歯ブラシで歯磨きをしながらレトロナーザル(口中から後鼻腔に流入した香りを嗅ぐ)でフレーバーを感じたり、という体験もしました。また、磨き初めの香りの感じ方や、口をゆすいだ後の残香の感じ方なども体験しました。

また、わたしの授業でも勉強した、ペパーミント、スペアミント、和種ハッカの天然オイルの香りも嗅ぎました。その他歯磨きペーストなどのフレーバーに使われる様々な香料をムエットで嗅ぎましたね。


本当に有意義な時間を過ごせました。萩森先生に大感謝です!

ありがとうございました!

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